離乳食 便秘

離乳食と便秘の関係

乳幼児の便秘は大きく分けると、離乳前と離乳食以降とに分けることができます。

 

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離乳以降の原因はこちら

 

 

離乳食

「便秘だった子が離乳食がはじまると治る」とも言われますが、逆もしかりで、離乳食がはじまった途端に便秘になる子も多いようです。

 

いずれにしても離乳食の開始によって、赤ちゃんの腸に大きな変化が生じているのは間違いありません。

 

生まれて初めて赤ちゃんのお腹の中に母乳やミルク以外の栄養が入るのですから、どちらかといえばほとんどの赤ちゃんは離乳食の開始時に程度の差こそあれ便秘になると思っておいていいでしょう。

 

赤ちゃんが元気な様子なら心配ありませんが、マッサージや腸を刺激する運動などできるだけ便秘の予防にいいことを続けましょう。

 

離乳食をスタートして一ヶ月もたつと、離乳食にもいろいろな食品を含めるようになると思います。

 

この時期からは栄養バランスを考えると共に、便秘がちの赤ちゃんは食物繊維の量が多いヒジキやわかめなどの海藻類を取り入れた離乳食を与えるとよいでしょう。

 

離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんの腸はデリケートなので、食物繊維の多い食品でもゴボウやイモ類のように筋っぽいものは避けましょう。

 

離乳食が始まると便の色もだんだんと茶色で硬くなっていきます。

 

また便を溜めることができるようになり、排便のペースもこれまでより間隔が長くなっていきます。

 

離乳食期に便秘がちになる場合は、水分の補給にも気をつけなければなりません。

 

ミカン果汁は便をやわらかくする作用があるので常備しておくとよいでしょう。

 

しかし、牛乳なども含めて飲みすぎは便秘の原因になることがあるようです。

 

これは飲み物でお腹がいっぱいになり、野菜や果物を十分に取れなくなってしまうためです。

 

野菜や果物が十分に取れないと繊維不足で便のカサが増えず、便秘になりやすくなります。

 

離乳食

尚、便秘になるからといって離乳食を中断する必要はありません。

 

離乳食は赤ちゃんにとってのいわば練習期間であり、お腹を食べ物に慣らし、食べ方を覚えるための期間です。

 

お腹が食べ物に慣れるに従って便秘はなくなることが多いので、恐れずに離乳食を続けましょう。

 

同時に離乳期は便秘になりやすいということを意識した上で、便秘によいとされるオリゴ糖を離乳食に混ぜるなどして、なるべく便秘させない工夫も大切です。

 

便秘は腸内環境が整っていないために起こるということはよく知られていますが、実は腸内環境が悪玉菌優勢になるか善玉菌優勢になるかの分かれ目は離乳期にあると言われています。

 

例えば、アレルギー患者には腸内の善玉菌ラクトバチルスが少ないことが分かっていますが、アトピー性皮膚炎については2歳になるまでに発症しなければ、その後は発症することはないと言われています。

 

このことは離乳期までの腸内環境がその後の健康状態にも大きく影響することを示す一例です。

 

子供の生涯にわたる健康が離乳期の腸内環境にかかっているかもしれませんから、この時期は特にお腹の健康に注意を払ってあげましょう。

 

 

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