子ども 便秘 習慣

子供を便秘にしないための3つの習慣

子供の直腸が太く長くなってしまう?

 

マッサージや便秘薬や綿棒浣腸は、子供の便秘に対して比較的に即効性がある解消法です。

 

子供を早く楽にしてあげたい親心としては、まずは即効性の高いものを探すのが当然だと思います。

 

しかし、これらの方法は子供を一時的に楽にするかもしれませんが、便秘体質が改善されたわけではありません

 

年齢が上がるとともに腸の機能が発達して便秘が改善されることも多いですが、逆に子どもによっては幼い時にきちんと対処しておかないとますますひどくなり、小学生になっても、その後に成人して大人になっても、子どもを苦しめることがあります。

 

幼いうちから慢性的な便秘になると子供の直腸が太く長くなり、便意を感じなくなるからです。

 

この便意というのは、主に便が直腸にたまり、直腸の壁を伸展させる刺激によって生じます。子供が排便をいつも我慢して、直腸が伸びてしまうと、直腸の壁への刺激が弱くなるために、便意が感じられなくなり、便秘が悪化してしまいます。

 

このように子供の便秘を軽く考えてはいけない理由については、以下の熊本の新聞記事に詳しく掲載されていますのでご参考にしてください。

 

軽くみないで子どもの便秘」(熊本日日新聞2010年2月12日)

 

 

上の記事中のさいたま市立病院小児外科部長の言葉にもありましたが、子供の便秘の根底にあるのは体質の問題と考えられます。

 

では、便秘になりやすい体質を改善するにはどうすればよいのでしょうか?

 

 

それには便秘になりにくい生活習慣を実践することです。

 

それ以外に根底から解決する方法はありません。

 

 

子供を便秘にしないための習慣として以下の3つを実行し、「腸の働きが低下しやすい体質」を早めに改善してあげましょう。

 

 

子供を便秘にしない3つの習慣

習慣1 バランスのよい食事

 

特に便秘体質を改善する上で必要なバランスとは、便をやわらかくする食材腸の働きを整える食材便のカサを増やす食材の3つを指します。

 

詳しくは「便秘の改善によい食事とは?」のページで解説していますが、便をやわらかくする食材としては野菜や果物類、腸の働きを整えるものとしてはヨーグルトやオリゴ糖、便のカサを増やす食材としては豆類やコーンフレークなどが含まれます。

 

このうちのいずれかだけではなく、3種類の食材をバランスよく含めることで、相乗効果で腸の働きがグングン向上していくはずです。

 

習慣2 腸に刺激を与える運動

 

運動をすることと腸の働きは深い関係があります。どんな運動であれ体を動かすことは便秘に効果がありますが、特に腸を刺激する運動を意識して行なうことで、より高い効果を得られます。腸を刺激する運動としては、前屈の体勢で行なう体操や腰をひねるような運動自転車こぎなどが含まれます。スクワットなどの屈伸運動も良いでしょう。
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習慣3 決まった時間にトイレに座る

 

便通があるかないかにかかわらず決まった時間にトイレに座る習慣は便秘の改善に不可欠です。なぜなら、便通には体内時計が関係しているからです。体内時計は、わたしたちの生活の中で生じるあらゆる生理現象を管理しています。まるで秘書のようにわたしたちのからだを次に行なうべき事に向けて準備を整えてくれるのです。

 

ですから、一度体内時計に排便の時間としてセットされると、いつも決まった時間に自然と便意を感じるようになってきます。そのようにセットするためには、まずは毎日決まった時間にトイレに座ることが必要なのです。だんだんと体が慣れてくると、条件反射の働きも加わり、一層排便しやすくなっていくことでしょう。

 

時間としては、朝食後の少しでも便意を訴えた時が最適です。また大体食後の30分ぐらい経過した頃が便意を感じやすいようです。トイレに5〜10分ゆっくりと座らせて下さい。子供がリラックスして座れるようにトイレを明るく快適なスペースにしてあげましょう。

 

このようなことを習慣として続けるのは、なかなか簡単なことではありません。習慣化するまではチェックリストをつくったり、日記をつくったりして、いろいろ工夫しながら挑戦していきましょう。カレンダーにシールを貼ってあげたり、ご褒美を用意してあげてもいいかもしれません。

 

腸の働きをよくすることは、便秘改善だけでなく、自律神経全般の働きを良くすることにもつながります。その結果、心も体も丈夫な子に成長することができますから、そこにかける時間とエネルギーは決して無駄にはなりません。

 

子供の将来のためにも、今から良い習慣を身につけられるよう助けてあげたいものです。

 

 

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